さむしろ

さむしろ

作曲 在原勾当  /年代 天保年間
≪解説≫ 大阪系の作曲家による手事物で、歌詞の内容から追善曲として作曲したものとも思われる。
≪歌詞≫ 去年(こぞ)の秋 散りし梢は紅葉して 今はた峰に有明の 月日ばかりを数えても まつに甲斐なき村時雨
時しもわかず降るからに 色もあせつつ いつしかに 我が袖のみや 変わるらん 鳴く音をそへてきりぎりす 
夜半の枕に告げ渡る 嵐の末の鐘の声 結ばぬ夢の覚めやらで ただ偲ばるる昔なりけり

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